ネットショップの費用は月額だけで比べない|売上・注文数から考える料金比較
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ネットショップの料金を比べるとき、最初に目に入るのは月額料金です。しかし、月額無料のプランと有料のプランでは、売上や注文数に応じた費用が違うことがあります。
比べたいのは、自分のお店の条件で実際に払う金額です。 売上、注文数、必要な機能をそろえて、通常月と開設時の支払いを別々に計算しましょう。この記事では、架空の料金プランを使って比較の手順を説明します。
先に用意するのは「売上・注文数・決済方法」
すでにお店を運営している場合は、直近の通常月の売上と注文数を確認します。繁忙期だけを基準にすると、売上が少ない月の固定費を見落としやすくなります。
開業前なら、売上の少ない月・標準的な月・増えた月の3通りを仮定します。予測した売上が必ず実現するわけではありません。どのケースなら支払いを続けられるかを見るために使います。
| 項目 | メモする内容 |
|---|---|
| 売上と注文数 | 月の売上、注文数、1注文当たりの平均金額 |
| 決済の内訳 | カード、コンビニ、代引きなどの利用割合 |
| 料金の計算対象 | 送料や税を含めるか、値引き前後のどちらか |
| 必要な機能 | 定期購入、卸販売、外部連携、スタッフ用アカウントなど |
| 現在の困りごと | 二重入力、発送処理、商品登録などの具体的な作業 |
売上全体に同じ料率を掛けてよいとは限りません。複数の決済方法を使うなら、それぞれの決済額と注文数で計算します。
料金表を5つに分ける
1. 毎月の固定費
ショップの基本料金に加え、決済サービスの月額料金や、必要なアプリ・オプションの月額料金を確認します。
2026年9月17日に確認したmakeshopの公式料金表では、プレミアムの通常月額13,750円とは別に、makeshopペイメントの月額1,650円が掲載されています。いずれも税込の掲載額です。契約期間や決済条件によって確認する内容が変わります。makeshop公式の料金表
makeshopを候補にする場合は、上の公式料金表で月額だけでなく決済費用や契約期間も確認し、自分の売上・注文数で総額を試算してください。プレミアムの初期費用・月額・決済費用を分けた計算例も参考にできます。条件が合う場合に、次の広告リンクからサービス内容と申込条件を確認できます。
makeshop2. 売上や注文数に応じた費用
決済額に対する割合だけでなく、1件当たりの固定額、販売手数料、振込に関わる費用も確認します。「販売手数料0円」でも、決済費用までゼロとは限りません。
手数料と合わせて入金までの日数も確かめてください。締め日・振込日・追加費用を整理するには、入金サイクルの確認表を使えます。
カラーミーショップの公式料金表でも、月額料金と決済方法別の費用は分けて掲載されています。必要な決済代行契約を含め、自分の使う方法で確認しましょう。カラーミーショップ公式の料金表
カラーミーショップのフリーとレギュラーを比べる場合は、注文数を仮定した費用比較も参考にしてください。月20件・50件の例で、月額と決済費用を分けて確認できます。試算は実際の請求額ではありません。
カラーミーショップを候補にする場合は、上の公式料金表で現行の月額・決済費用・必要な契約を確認してください。条件が合う場合だけ、次の広告リンクからサービス内容と申込条件を確認できます。
カラーミーショップ3. 開設・移行のときだけ払う費用
初期費用、デザイン制作、商品データの移行、設定代行などを分けます。毎月の比較表に混ぜると、翌月以降も同じ額を払うように見えてしまいます。
移行する場合は、新旧サービスを並行して使う期間の費用も見積もります。
4. 年払いや更新時に払う費用
ドメイン更新や年間契約の費用は、「月平均」と「実際に支払う月」を両方残します。月平均が小さくても、一括払いの資金は必要です。
5. お店の運営に必要な費用
商品原価、配送、梱包、広告、返品対応、人件費は、カートの利用料金とは別にかかります。ここまで含めない計算は、お店全体の利益を示すものではありません。
架空の2プランで計算してみる
以下は実在サービスの料金ではなく、比較方法を説明するための仮定です。両プランとも同じ機能で、追加費用はなく、手数料の対象額も同じと仮定します。
- プランA:月額0円、決済額の6%+注文1件につき40円
- プランB:月額5,000円、決済額の3.5%
- 平均注文額:5,000円。全注文が同じ決済方法を使い、返品・取消はない
| 月の決済額 | 注文数 | プランA | プランB |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 20件 | 6,800円 | 8,500円 |
| 30万円 | 60件 | 20,400円 | 15,500円 |
| 100万円 | 200件 | 68,000円 | 40,000円 |
月30万円の行なら、Aは「300,000円×6%+60件×40円」、Bは「5,000円+300,000円×3.5%」です。
この仮定では売上が小さい段階でA、増えるとBの計算額が小さくなります。ただし、実際には必要な機能や手数料の計算対象が違います。この表から特定のサービスをおすすめすることはできません。
同じ月商でも、少額の注文が多いお店では1件当たりの費用が積み上がります。売上だけでなく、注文数も入れるのがポイントです。
有料プランのほうが安くなる注文数を計算する
上の架空プランで、1注文の決済額を5,000円に固定すると、Aの変動費は1件340円、Bは1件175円です。Bは1件ごとに165円安くなる一方、毎月5,000円の固定費がかかります。
5,000円 ÷ 165円 ≒ 30.3件なので、月31件からBの計算額が小さくなります。 月30件ならAが10,200円、Bが10,250円。月31件ならAが10,540円、Bが10,425円です。この例では、月31件の決済額は155,000円になります。
自分で比べるときは、「増える月額固定費 ÷ 1注文当たりに減る変動費」で境目の注文数を求めます。割り切れた件数では同額になり、それを超えると有料側が安くなります。1注文当たりの変動費が減らない場合、この計算で固定費を取り戻せる境目はありません。
この計算は、平均注文額・決済方法・機能・追加料金などの条件をそろえた比較です。実在サービスへの乗り換え基準ではありません。繁忙月だけが境目を超えるお店では、閑散月も含めて年間の支払額を比べてください。
料金が安くても乗り換えないほうがよい場合
毎月の料金が下がるとしても、移行作業に時間がかかったり、必要な機能を失ったりするなら、すぐに乗り換える判断にはなりません。
特に、商品情報、会員情報、注文履歴、URL、利用中の外部連携について、「何を移せるか」「何を作り直すか」を先に確認しましょう。確認していない項目を、移せる前提で費用比較に入れないでください。カラーミーからmakeshopへの移行を考えているなら、商品・会員・注文履歴と旧店に残す業務を移行前の棚卸し表で具体化してから、料金差に見合うか判断してください。
受注処理を楽にしたい場合は、実際の作業に近いダミーデータで、入力から発送準備までの手順を試します。まだ操作していないのに「何時間削減できる」と見積もらず、確認後に判断材料へ加えます。
受注管理ソフトを検討する前に、どの作業を減らしたいかを明確にするなら、受注作業を7日間記録する方法も参考にしてください。注文確認・在庫確認・送り状準備を分けて記録できます。
申込前の確認メモ
候補ごとに次のメモを1枚作っておくと、比較しやすくなります。
- 通常月に払う固定費・変動費と、計算した売上・注文数
- 開設時・移行時・更新時の支払い
- 長期契約の支払方法、更新、解約・返金の条件
- 必要な機能が基本料金内か、追加料金か
- データ移行や日常操作で確認できたこと・まだ不明なこと
- 料金を確認した日付と公式ページ
実在する2サービスを同じ売上条件で比べたい場合は、カラーミーとmakeshopの料金比較・月商100万円の試算を参照してください。決済手数料の適用条件と初期費用を分けて確認できます。試算は実際の請求額ではありません。
カラーミーショップとmakeshopのどちらを試すか迷う場合は、無料体験で比べる7項目の確認表で、商品登録・送料・決済・受注作業を同じ条件で確かめてください。試用中に確認できない機能は未確認として残し、本契約前に条件を調べましょう。
安いプランを先に決めるより、必要な機能と自分のお店の数字をそろえることが先です。 少ない売上でも続けられるか、増えたときに費用と作業量がどう変わるかを確認してから選びましょう。
この記事は料金比較の考え方を説明するものです。個別サービスの操作レビューではありません。掲載料金の確認日:2026年9月17日。申し込み前には、公式サイトで最新の条件をご確認ください。
